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一度は立憲民主党福井県連合に合流し、解散・消滅した旧社民党福井県連合。

その中で立憲には行かずに社民党福井に残留したメンバーが、

2023年2月5日、約30名を集めて福井県国際交流会館にて再結成大会を開催。

新しい社民党福井県連合を旗揚げしました。

社民党福井県連合

  代表・会計    幹事長・広報

  山崎 隆俊      吉田 司

社民党福井県連合

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社会新報
社民党ロゴ
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活動宣言

かつて我が国は、大東亜共栄圏建設・東洋平和の美名のもとでアジアの国々を侵略・蹂躙し、他国の罪なき人々を殺戮しました。そして、戦争末期には国内各地でも空襲により多くの人々が死傷、さらに広島・長崎への原爆投下により、一瞬にして21万人以上が爆死しました。また戦地に派遣された軍人軍属の戦没者は230万人。うち140万人は餓死であったとも言われます。当時の政治指導者たちの無責任と愚劣さが生み出した悲劇です。

国内外の多くの人々に筆舌尽くしがたい塗炭の苦しみを味わせた大戦ののち、我が国には、平和憲法が生まれ、不戦の誓いのもと、私たち日本人は平和と民主主義、共生の社会づくりにいそしんできました。戦後の我が国の平和主義は、私たちが過去の歴史の過ちに学んだからこそ曲がりなりにも維持されて来たものです。

しかし高度成長期における水俣病をはじめとする公害被害や福島の原発事故など深刻な事件を経験した今もなお、乱開発による環境破壊など多くの社会矛盾が再生産され続け、自公政権の新自由主義的政策は、格差貧困の蔓延する強いもの勝ちの、ゆがんだ社会を作り上げました。

特に2022年は、岸田政権が「世界第3位の軍事大国化」「原発回帰」へと、私たち国民を道連れに亡国への道を歩みはじめた、歴史の大転換点と言うべき忌まわしき年となりました。岸田首相は、自身が属する宏池会の理念である「平和憲法の象徴」「歴史認識」「軍事大国にならない」をかなぐり捨ててしまったのです。まさに苦難の始まりの今この時、私たちは、社会民主主義の基本理念である「平和・自由・平等・共生」の社会をこの国に築くという目標を高く掲げて、社民党福井県連合を再結成いたします。

いつの時代であれ、また、どのような国であれ、平和的共生や自由平等への希求は、私たち人間にとって自然的な本能です。我が国の社会民主党は、現在は少数派に甘んじていますが、社会の問題の本質を見抜き、それを解決しようとする社民党の理念と政策は普遍性を持っており、やがては多くの人たちからの信頼と共感を得られるものと信じています。

今日、社会民主主義の理念と政策は、西欧・中南米・アフリカ・アジアへと広がる世界の人々に受け入れられ、ドイツをはじめ、スペイン・デンマーク・フィンランド・スウェーデンなどのように社会民主主義政党が政権を担う国も沢山存在します。それらの国々では、社会民主主義を基盤に、「経済発展の成果を公正に社会に配分する」「働く者を保護し、その権利を拡大する」「社会保障制度を拡充して、安心して人々が生活できるようにする」など国民に優しい政策が実現されてきているのです。

フィンランドの社会民主党は、2019年に世界最年少(34歳)の女性首相を誕生させました。
政務と育児を両立されているマリン首相が社会民主党を選んだのは、レジ係であった自身の経験などから、「生まれや経歴に関係なく、誰もが公正に評価されること」が大切と考えたからだそうです。

また2021年にはスウェーデンの社会民主労働党のアンデション党首が初の女性首相に就任しました。コロナ禍での対応の素早さ、的確さで世界の称賛を集めたニュージーランドのアーダーン首相は、2023年1月に辞職しましたが、社会民主主義政党の若い女性党首でした。

この危機的な日本に平和主義を再び蘇らせ、「平和・自由・平等・共生」の「万人にやさしい」社会を創り出すために、私たちは、心ある県民のみなさんとともに力を合わせて頑張ります。

 

2023年2月5日
社会民主党福井県連合

©2023 社民党福井県連合

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